出版物およびメディア掲載
Publication and Media
Academic Journal 学術論文(抜粋)
・Okamoto, N., et al. “Electric control of the spin Hall effect by intervalley transitions.” Nature materials 13.10 (2014): 932-937.
III-V型半導体中のバレー自由度を用いた新たなスピンホール効果の電気的制御方法に関する論文.
これまでスピンホール効果の電気的な制御法は,二次元電子ガス等を用いた試料構造(Rashba,Dresselhaus項のスピン軌道相互作用を誘起 )によるものが主流でしたが,この発見によりIII-V型半導体中の内部自由度である電導バンドにあるサテライトバレー(L-valley やX-valley)に電子を電圧印加により遷移させる事でスピンホール効果を電気的に制御する事が可能となりました.
上記論文がYahoo! Japanニュースに掲載されました.
「スピンホール効果の電気制御に世界で初めて成功したケンブリッジ大留学生が地方再生の教育ベンチャー設立へ」.
また,南日本新聞 2014年8月12日朝刊,EE Times Japan等に紹介されました.
・Okamoto, Naoya, et al. “Spin current depolarization under high electric fields in undoped InGaAs.”
Applied Physics Letters. 98.24 (2011): 242104.
高電場印加下における真性InGaAsのスピン寿命に関する論文.InGaAsのようなバンドギャップの小さな系において高電圧印加のもとにスピンホール効果が生じると,オージェ効果(価電子帯から伝導帯への電子励起),スピン緩和現象により,スピン寿命が短くなるという現象が確認されました.
・岡本尚也, “バレー自由度を用いたスピンホール効果の電気制御
(〈スピントロニクスの新展開 : スピン変換現象を中心に〉特集号) — (光によるスピン制御)
Electric control of the spin Hall effect by using intervalley transition”. 固体物理 50(11), 697-707, 2015-11 アグネ技術センター
バレー自由度を用いたスピンホール効果の電気的制御法,及び関連する物理現象に関する解説論文.
Books 書籍
・課題研究メソッド 2nd Edition ~よりよい探究活動のために~ 新興出版社啓林館 2021年
社会や学術における課題の解決に必要な基礎力を身につけるために,課題の発見の仕方から分析の方法,データ収集の方法,それらをまとめる方法を高校生以上の読者が分かるようにまとめました.チェックリストや評価基準,ルーブリックなどの補助教材も充実しています.
課題研究ノートは,課題研究メソッドに合わせてご利用頂くことで,課題研究の進捗状況を記録,まとめ,確認することができます.
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シンプルな解説と書き込み式ワークシートで構成
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1年間(目安:15~20時間程度)で無理なく進められる分量
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研究手法~発表までの記述が充実
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QRコードから,導入に使用できる解説動画や事例を閲覧可能
・課題研究メソッドZERO ~ゼロから始める探究活動~2024年(課題研究メソッドStart Book 新興出版社啓林館 2019年改訂版)
課題研究を実施するにあたり,必要な力をワークシート方式で養成していきます.
Articles 連載記事等
・Web月刊高校教育「高校教育を探究する!」
高校教育を取り巻く状況が大きく変わる中、何を論点として捉え、どのような考え、方向性があるか考察しております。
・nature ダイジェスト 探究活動実践ガイド
世界的な科学誌natureを出版しているSpringer nature社より毎月発刊されているnatureダイジェストは幅広い分野の先端研究を日本語で解説付きでまとめており,探求学習に最適な教材です.こちらを用いた探究の方法についてまとめたものがこちらのnature ダイジェスト 探究活動実践ガイドとなります.
・東洋経済オンラインにて連載 オックスフォード×ケンブリッジ 英国流創造と学びの技法
イギリスへの留学,並びに日本における経験から,日本社会の可能性や課題,人が新たなものを創る際に必要となるものについて考察しています.
第9回 日本は「格差社会」である前に「階級社会」だ 「階級」を意識しない不毛な教育議論
第8回 日本の大学入試改革は、なぜ迷走するのか 具体性のない「マジックワード」は危ない (ランキング1位獲得記事)
第7回 日本に足りないのは「ローカル」エリートだ! グローバル「以前」の"エリート"の条件
第6回 「留学すれば何とかなる」は、100年時代遅れ グローバル人材が本当に大切にするべきこと (ランキング1位獲得記事)
第5回 英国で緊急討論! 「告白」は気持ち悪い? 白黒させること、させないこと両方の意味
第4回 アメリカの女子大生が「幕末日本」を学ぶ理由 日本社会、「ガラパゴス」が秘める可能性 (ランキング1位獲得記事)
第3回 英国名門研究所の教え「17時には家に帰れ!」 思考のない“作業”は、研究ではない!
第2回 富豪ロシア人学生のアイデアが世界を変える? 想像を現実にする、「専門家チーム」の方法
第1回 英国名門大生の知性は「共同生活」で磨かれる 日本の忍者マンガやラーメンも「創造」の材料に
・BEST TIMES 現在観測 「誰も教えてくれない,「グローバル化」の本質」
グローバル化によって生じる「価値の相対化」およびローカル化(ローカライズ)の必要性について考察しました.
Speech and Lecture 講義・講演等
・若手向けスクール スピントロニクスとスピン流 東北大学金属材料研究所
SPINTRONICS & SPIN CURRENT Organized by Nano spin Conversion Science, ERATO Spin Quantum Rectification, ICC-IMR.
スピントロニクスの若手研究者向けのスクールにて著名な研究者の先生方と共に,研究内容,
及び理系研究の重要性や社会における優位性についてお話させて頂きました.
・東京工業大学大学院理工学研究科 基礎物理学専攻・物性物理学専攻合同セミナー –理系学生のための可能性を広げる進路選択–
理系の大学院生向けに進路選択時や日常の研究活動の中で意識すべき点についてお話させて頂きました.
・東京大学 統合物質科学国際卓越大学院(MERIT-WINGS)統合物質科学リーダー養成プログラム
・東京大学先端科学技術研究センター先端教育アウトリーチラボ(AEO)先端研ユースアカデミー
・世界的視野と社会貢献〜科学の役割とは?〜 沖縄科学技術大学院大学(OIST)
グローバル化が急激に進む現代社会において,科学者は世界規模の課題や地域社会の発展に対してどのような貢献が求められているのか.
素晴らしい講演者の方々,パネリストの方々とご一緒し意見を述べて参りました.
本会の様子は朝日新聞社HPでも詳細が伝えられています.
世界的視野と社会貢献 ―科学の役割とは? 人類の英知の上に立ち,世界を変えるイノベーションを起こそう
OIST HPより引用
・立教大学×宮崎大学合同シンポジウム「宮崎を愛するグローバル人材の育成を考える」~夢を世界でかなえる.この地を愛し,世界を知る.今,君がなすべきことは~
急速にグローバル化する社会において,どのような視座で教育プログラムを構築すればよいか.地元宮崎を愛し,世界の動きを宮崎との関係性の中で捉えることができる生徒・学生・市民を育てるための学習環境,学習(指導)法,高大接続・産学連携の在り方などを考える.また,グローバル(グローカル)人材にとって必要な外国語能力についても議論する(立教大学HPより).
Speech and Lecture for High Schools 高等学校での講義・講演等
文部科学省関連
文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業 第6回高大接続改革フォーラム(教員対象)基調講演(東京・大阪両会場)
文部科学省 SGH、WWL、地域協働(グローカル)合同連絡協議会講評等
教育委員会関連
大阪府立進学指導特色校管理職研修,東京都次世代リーダー育成道場合同研修会企画・運営,福岡県教育委員会教務主任研修,
福岡県副校長・教頭会講演,長崎県進学指導研究協議会講演,山形県教育委員会第一回進学指導連絡協議会基調講演,兵庫県立普通科校長会講演,兵庫県教頭会講演、奈良県普通科校長会講演,宮崎県普通科校長会講演,鹿児島県普通科校長会講演 等
国公立高等学校 (太字は複数回・年実施)
筑波大付属高等学校、学芸大附属高等学校,神戸大学附属高等学校,青森県立青森高等学校,福島県立安積高等学校、群馬県立前橋高等学校,群馬県立高崎高等学校,栃木県立宇都宮高等学校、栃木県立佐野高等学校、埼玉県立浦和高等学校、埼玉県立浦和一女高等学校,埼玉県立熊谷高等学校,千葉県立成田国際高等学校,東京都立立川高等学校,東京都立町田高等学校,東京都立大泉高等学校,東京都立三鷹中等教育学校、東京都立両国中学・高等学校、東京都立調布南高等学校,山梨県立甲府西高等学校、静岡県立榛原高等学校、長野県立飯田高等学校,石川県立七尾高等学校,石川県立大聖寺高等学校,岐阜県立益田清風高等学校,岐阜県立岐山高等学校,愛知県立旭丘高等学校、愛知県立時習館高等学校,奈良県立畝傍高等学校.大阪府立大手前高等学校,大阪府立岸和田高等学校,兵庫県立姫路西高等学校,兵庫県立三田祥雲館高等学校,兵庫県立伊丹高等学校,兵庫県立星稜高等学校,神戸市立神港橘高等学校、岡山県立岡山朝日高等学校,岡山県立岡山一宮高等学校,岡山県立津山中学・高等学校,岡山県立倉敷青陵高等学校,広島市立広島中等教育学校,島根県立出雲高等学校,鳥取県立倉吉東高等学校,鳥取県立米子西高等学校、島根県立出雲高等学校,島根県立松江南高等学校,島根県立松江東高等学校、徳島県立城ノ内高等学校,徳島県立富岡西高等学校,香川県立高松西高等学校、香川県立丸亀高等学校,香川県立丸亀城西高等学校,高知県立高知小津高等学校,高知県立山田高等学校,高知県立高知東高等学校,高知県立中村高等学校,福岡県立宗像高等学校,福岡県立城南高等学校,長崎県立諫早高等学校,佐賀県立小城高等学校,佐賀大学附属中学校、熊本県立濟々黌高等学校、宮崎県立高鍋高校,宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校,宮崎県立宮崎西高等学校、宮崎県立宮崎大宮高等学校,鹿児島県立大島高等学校,鹿児島県立甲南高等学校,鹿児島県立国分高等学校,鹿児島県立加治木高等学校,鹿児島県立鶴丸高等学校,鹿児島県立錦江湾高等学校,鹿児島県立川内高等学校,鹿児島県立蒲生高等学校,鹿児島県立大口高等学校,沖縄県立那覇国際高等学校,沖縄県立球陽高等学校,沖縄県立開邦高等学校 等
私立高等学校(太字は複数回・年実施)
広尾学園,茨城キリスト教高等学校,東洋英和女学院中学・高等学校,昭和学院中学校・高等学校,八千代松陰高等学校,芝浦工業大学柏中学高等学校,佼成学園女子高等学校,昭和学院秀英中学校・高等学校,足立学園高等学校,明星中学・高等学校,明法高等学校、立命館高等学校・中学校,横浜雙葉高等学校,ノートルダム女学院中学高等学校,和歌山しんじ愛高等学校、ノートルダム清心高等学校,ノートルダム清心学園高等学校,三田学園高等学校,土佐塾中学・高等学校,高知学芸中学・高等学校、野田学園高等学校,熊本マリスト学園,尚絅高等学校,有明高等学校,熊本学園大学付属高等学校,鹿児島修学館中学・高等学校,神村学園中学・高等学校,志學館中学・高等学校,鹿児島実業高等学校 等
Media メディア掲載
インタビュー記事
・ベネッセ教育総合研究所 『VIEW21』高校版 2012年度 12月号【特集】「地域に生きる人材を育てる」
地域に生きることの価値,地域に生きる人に必要な力,海外に出たことで見えてきた鹿児島と日本の魅力,自分の生き方について,ケンブリッジ大学在学中にインタビューをしていただきました,
・Yahoo! Japanニュース 「日本の大学 アジアで首位固め 大学世界ランキング」
大学の世界ランキングから日本の大学の課題や可能性について述べさせていただきました.
・女性自身 「シリーズ人間」にて特集して頂きました。
・南日本新聞社(2014年8月12日朝刊,2018年5月15日朝刊,2018年6月29日朝刊等)